大江高山 2015.10.14

おおえたかやま・830m 島根県大田市



丹沢山
山麓から見る大江高山(右)

歩行距離 5.5km
所要時間 3時間35分
累積標高差 (+) 660m  (-) 660m
コース 大江高山 11:20 → 779m峰12:45 → 大江高山13:20 → 779m峰14:00
  → 出発点14:55


先日、愛車のルーフの上にソーラーパネルを取り付け、40Wのサブバッテリーを増設して計80Wとした。テレビやLEDライトを一晩中使っても電力が減るのを心配しなくてもよくなった。旅がどんどん楽しくなり、家に帰っても直ぐに次の旅に出たくなる。水曜日と土曜日は卓球クラブのある日なので、その合間に山登りをしている。少し過激な?運動の毎日で乗船中にたるんだ体が少し引き締まってきた。今回の山旅は2泊3日の計画で島根県の二つの山を巡る。初日が大江高山、明日は琴引山に登る。

朝5時自宅を出発し国道191号線を走り益田から国道9号線にのる。時間短縮のため三隅と浜田周辺に部分開通している高速道路を利用する。江津を過ぎたところで9号線を外れ、右に折れ山間部に入り県道46号線を走る。のどかな田園の中を走っていくと前方に巨大な山塊が見えてくる。あの山が目指す大江高山に違いない。ガイドブックの地図を見て、飯谷側登山道入口の案内板があるところで左折し、細い道を山の方向へ進む。狭いコンクリート橋を渡り道沿いのわずかなスペースに車を停める。こんなところに車を停めてトラブルにならないだろうか・・・。今年1月の山口市の魚切山登山の時の苦い出来事が頭をよぎる・・・。他に登山者の車はなく不安も増してくる。いつもの気まぐれで変更して、もう一つの山田コースの登山口から登ることにする。再び県道46号線を戻り、登山口への曲がりを探すが、容易に見つからず行ったり来たりする。ようやく小さい標識のある曲がり角を見つけ山方向に進んでいく。しばらくすると行き止まりなり、大江高山山田登山道の標識を見つける。ここも駐車場はなく、田んぼのそばの真っ直ぐに延びる道沿いのスペースに車を停める。ここならトラブルになることは無いだろう。

気を引き締め出発する。登山道入口の標識を左に180度近く折れてコンクリートの急坂を上る。右に民家を過ぎ、右に折れ再び大江高山登山道の標識に従い舗装されていない林道を上る。熊に注意の警告があり緊張する。鉄塔を過ぎしばらく行くと、林道の終点になり登山道に入る。竹と杉の深い森を行く。道は徐々に傾斜を増しジグザグの急坂になる。道は狭くなり少し荒れ気味だ。容赦ない急登が続く。急登を登り切り、休憩所の標識のある779mのピークに達する。そこは深い雑草に覆われ休憩できない。雑草をかき分けさらに進むと、枯れた大きな倒木がありそこから特異な大江高山山群を見ることができる。景色を楽しむのは下山時にするとして先に進む。

道はなだらかで快適な自然林の中の尾根道なる。自然豊かでいい雰囲気ではないか。道沿いに鮮やかな紫色のヤマトリカブトの花を見つける。両側が切れ落ちた断崖になっている馬の背付近を通過する。しっかりとした登山を進み、あと1kmの標識を過ぎる。緩やかなアップダウンを繰り返し大江高山の山頂(808m)に到着する。山頂北側に180度の展望がひらけるが雑草が育ち景色が見にくい。目の前にボコボコと盛り上がった大江高山山群が見える。その右手には三瓶山があるがススキに隠れよく見えない。山頂にあるノートに名前と感想を記する。

写真撮影の後、来た道の方向へ下山を始める。反対側の飯谷から登ってきた若者が追い越していく。今日会った唯一の登山者だ・・・。779mピークのそばの倒木の上に立ちで大江高山山群の景色を見る。山群が近くに見え絶景だ。しかし、いくつもボコボコと盛り上がった山々の風景は珍しい。


※ 萩(自宅) 〜 大江高山登山口 〜 道の駅「頓原」までの走行ルート(走行距離 - 182km)

ジグザグの急坂を下っていく。登るとき道の上に動物のフンが何か所かあったのでそれを踏まないように注意して下る。所要時間3時間30分、無事出発点に戻ってくる。車のそばに木製ケースに規則正しく並べられた米の無人販売があったので、500円を払い嫁さんのお土産にする。大江高山の清流で育った米は美味しそうだ。

地図を広げ、明日の琴引山登山のため近くの道の駅を探す。周辺には温泉地がいくつかある。30km東に移動し、近くの加田の湯に入り、道の駅「頓原(とんばら)」で車中泊する。車中から沈むまぶしい夕日を見ながら晩酌を始める・・・。











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丹沢山
農道のそばに車を停める。
丹沢山
農道を左に折れコンクリートの坂道を上る。
丹沢山
季節になると珍しい花が咲く。
丹沢山
注意書きに緊張する。
丹沢山
アマチュア無線のアンテナを過ぎる。
丹沢山
ノコンギク
丹沢山
・・・

丹沢山
・・・
丹沢山
山肌に貼りついた狭い急登に喘ぐ。
丹沢山


丹沢山
山麓を垣間見る。
丹沢山
豊かな森
丹沢山
6合目の案内板。
丹沢山
アキチョウジ
丹沢山
779m峰を過ぎ馬ノ背と呼ばれる吊尾根を歩く。
丹沢山
ヤマトリカブト?
丹沢山
ヤマトリカブト?
丹沢山
キクバヤマボクチ(菊葉山火口)
丹沢山
山頂まであと100m
丹沢山
大江高山山頂に達する。結構きつかった・・・。
丹沢山
頂上の標高は808m
丹沢山
少し荒れ気味の山頂。

丹沢山
山頂すぐ先から北側の展望が開ける。
丹沢山
丹沢山
大江高山山頂北側の眺望・珍しい山容の大江高山山群が見える。
丹沢山
下山時、779m峰から大江高山山群を見る。

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下山時、779m峰から大江高山山群を見る。

丹沢山
丹沢山
丹沢山
下山時、779m峰から大江高山山群を見る。
丹沢山
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭)?
丹沢山
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭)?
丹沢山
コンクリートの道を下りながら大江高山を見る。
丹沢山
下山後、西へ移動・「加田の湯」に立ち寄る。
丹沢山
当日は道の駅「頓原(とんばら)」で車中泊する。
丹沢山
車中でくつろぐ。



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